最後まで読まれる営業提案書の書き方

提案書はさっと読まれるものです。開いて最初の画面を流し読みし、読み進めるか閉じるかを決めます。冒頭でお客様の課題に触れていなければ、3ページ目にある魅力的な条件までたどり着く人はいません。
最後まで読まれる提案書の構成と、途中で閉じられてしまう失敗を紹介します。

コールド提案とウォーム提案
- コールド提案は、あなたからの連絡を待っていない相手に送るものです。数秒で関心を引く必要があるため、短くまとめます。1ページ、伝えたいことは1つです。
- ウォーム提案は、商談の後にお客様から求められて送るものです。価格、選択肢、スケジュール、打ち合わせで出た質問への回答など、詳しく書くことができます。
書き始める前に、どちらの提案書を書くのかを決めましょう。それによって分量もトーンも変わります。
成果につながる構成
1. メリットが伝わるタイトル
「株式会社Acmeからのご提案」ではなく、お客様にとっての成果を書きます。「2か月で配送コストを20%削減」のように。タイトルは「なぜこれを読むべきか」という問いに答えるものにしましょう。
2. お客様の課題
あなたが解決する課題について、1〜2段落で書きます。ウォーム提案なら、打ち合わせでお客様が使った言葉をそのまま使いましょう。話をきちんと聞いていたことが伝わります。
3. 解決策
具体的に何を提供し、どのように機能するのか。「お客様に合わせたアプローチ」「高品質」といった曖昧な表現は避け、具体的な手順、スケジュール、成果を示します。
4. 根拠
数字、導入事例、お客様の声、有名な取引先。成果を数字で示した短い事例が1つあるだけで、提案書の説得力は高まります。
5. 価格と条件
価格は隠すものではありません。価値と並べて示しましょう。何が含まれるのか、お客様は何を得られるのか、どんな選択肢があるのか。1つの金額より3つのプランのほうが効果的です。お客様は競合他社とではなく、プラン同士を比較するようになります。
6. 次のステップ
具体的な行動を1つだけ示します。「このメールにご返信ください」「打ち合わせの日時をお選びください」「金曜日までのご契約で割引が適用されます」など。次のステップが示されていないと、たいていその次は起こりません。
よくある失敗
- 自社の話から始める。 会社の沿革や理念は、お客様が最も関心を持たない部分です。
- 全員に同じ提案書。 お客様の課題に一切触れないテンプレートは、一斉送信メールのように読まれます。
- 文章が多すぎる。 見出しのない長い段落は読まれず、スクロールで飛ばされます。
- 連絡先や有効期限がない。 誰に連絡すればよいのか、条件がいつまで有効なのかをお客様がわかるようにしましょう。
送信前のクイックチェックリスト
- タイトルでメリットが伝わるか?
- 最初の段落にお客様の課題が書かれているか?
- 数字を使った根拠が少なくとも1つあるか?
- 価格とその内容がわかりやすいか?
- 次のステップが示されているか?
まとめ
よい提案書は、自社ではなくお客様について語り、価格を価値とセットで示し、明確な行動で締めくくります。最後まで読まれる提案書が必要なら、営業提案書を注文しましょう。1枚ものからデザインしたレイアウト版まで対応しています。商談で説明するなら、プレゼン資料も役立つかもしれません。お支払いは納品を承認した後にはじめて確定します。