サイトのキーワード調査(キーワード選定)のやり方:5ステップで解説

キーワード調査とは、あなたが販売しているものや発信しているテーマを探すときに人々が使う検索キーワードを集め、サイトのページごとにグループ分けしたリストのことです。これがないと、サイトは行き当たりばったりに大きくなります。同じキーワードを複数のページが奪い合う一方で、重要なテーマにはページがひとつもない、という状態になりがちです。
キーワード調査の中身、進め方、そして結果の活かし方を紹介します。

キーワード調査が必要な理由
よいキーワード調査は、3つの問いに答えてくれます。
- サイトにどんなページが必要か:キーワードのグループごとに、カテゴリ、サービス、記事などのページを1つずつ用意します。
- 各ページに何を書くか:グループを見れば、人々が自分の悩みをどんな言葉で表現しているかがわかります。
- どこから始めるか:キーワードによって検索ボリュームも競合の強さも違うので、成果が早く出るところから着手できます。
調査は一度行えば、あとは追加していくだけです。新しいセクションや商品を立ち上げるとき、または半年ごとに見直します。
ステップ1. 軸となるキーワード
まずは、ビジネスを表す短いフレーズを10〜30個書き出します。商品名やサービス名、その類義語、お客様が解決したい悩みなどです。自転車店なら「マウンテンバイク」「子ども用自転車」「自転車 修理」「自転車 選び方」といった具合です。
お客様は最高の情報源です。メールや電話、レビューでお客様がどんな言葉でニーズを伝えているかを見てみましょう。会社が自社の商品につけている呼び名とはかなり違うことがよくあります。
ステップ2. キーワードの拡張
軸となる各フレーズを、キーワードツール、検索候補(サジェスト)、「他の人はこちらも検索」欄、競合のページを使って数百のバリエーションに広げます。ここでロングテールキーワードが出てきます。「マウンテンバイク 初心者」「マウンテンバイク 29インチ」「マウンテンバイク 500ドル以下」などです。
ステップ3. 不要なキーワードの除外
集めたままのリストには、必ずノイズが多く含まれます。次のものを取り除きましょう。
- テーマと関係のないキーワードや他社ブランド名(取り扱っている場合を除く)
- 提供していないものに関するキーワード(別の地域、別の種類の商品など)
- 重複しているものや、検索ボリュームがゼロのもの
除外後に残るのは、たいてい元のリストの3分の1から半分ほどです。
ステップ4. グループ分け(クラスタリング)
最も重要なのがグループ分けです。検索エンジンが同じページを表示するキーワード同士は、同じグループに入れます。それは、人々が違う言葉で同じものを探しているということであり、1つのページで答えるべきだということです。
たとえば「マウンテンバイク 選び方」と「マウンテンバイク 初心者 おすすめ」は、ほぼ必ず同じグループになります。「マウンテンバイク 購入」は別のグループです。これは記事ではなく、カタログページ向けのキーワードだからです。
ステップ5. ページへの割り当て
各グループに、既存または新規のページを割り当てます。すべてをまとめるには表がいちばん簡単です。
| グループ | キーワード例 | ページ | 種類 |
|---|---|---|---|
| マウンテンバイク | マウンテンバイク 購入、価格 | /catalog/mtb | カテゴリ |
| マウンテンバイクの選び方 | マウンテンバイク 選び方、初心者向け | /blog/choosing-an-mtb | 記事 |
| 修理 | 自転車 修理、チェーン交換 | /service/repair | サービス |
この表はそのまま作業計画になります。足りないページはどれか、改善が必要なページはどれかが一目でわかります。
完成した調査結果の活かし方
- サイト構成に。 新しいグループは、新しいセクションやカテゴリの候補になります。
- 原稿に。 キーワードのグループは、そのまま依頼内容の土台になります。メインキーワードと関連キーワードのセットです。依頼内容の書き方は「SEO記事の依頼内容の書き方」で解説しました。
- コンテンツ計画に。 「方法」「とは」「なぜ」などの情報収集型キーワードは、ブログのテーマになります。
- 優先順位づけに。 需要が大きく、既存ページの改善だけで済むグループから始めましょう。
よくある失敗
- 1ページですべてをカバーしようとする。 何百もの異なるキーワードを詰め込んだトップページは、どのキーワードでも上位に表示されません。
- 1つのキーワードに2つのページ。 ページ同士が競合し、検索エンジンはあるときは一方を、あるときはもう一方を表示するようになります。
- グループ分けのないリスト。 ページとの対応づけがない長いキーワードリストは、ほとんど活用できません。
まとめ
キーワード調査は、検索エンジンから見たサイトの地図です。どんなページが必要か、そこに何を載せるか、どこから始めるかがわかります。何千ものキーワードを手作業で集めてグループ分けするのが大変なら、サイトのページごとに整理されたキーワード調査を注文しましょう。完成した表が届き、お支払いは納品を承認した後にはじめて確定します。